けいちゃん

鶏ちゃん焼きの由来について解説します!鶏ちゃんのレシピもご紹介!

旅行や仕事でさまざまな地域を訪れると、その地域の郷土料理を食べたくなる方も多いのではないでしょうか。
食べた郷土料理の味は、その土地での思い出として記憶に残ります。
今回は、下呂市を中心とした南飛騨地方や、郡上市が位置する奥美濃地方の郷土料理である「鶏ちゃん焼き」の由来とレシピについて解説します。

□鶏ちゃん焼きの由来とは?

*歴史について

昭和30年頃、下呂市では鶏の卵を採るために養鶏が始まり、卵を産まなくなって廃棄される鶏が毎日のように出ていました。
その鶏を有効に利用するための方法として鶏ちゃん焼きは誕生しました。
また、街の精肉店が味がついた鶏肉を販売し始め、これが次第に鶏ちゃん焼きに変わっていったという歴史もあります。

郡上ではダムなどの公共工事に伴い労働者が増えたため、焼き肉店がホルモン料理の味付けをした鶏肉を出し始め、それが鶏ちゃん焼きに繋がりました。
また、郡上ではジンギスカン料理がつくられていたため、同様に味付けにこだわる鶏ちゃん焼きが早く普及しました。

昭和40年になると、鶏ちゃん焼きは急速に広まりました。
その理由には、鶏肉の価格の低下や、冷凍の鶏ちゃん焼きがスーパーで流通するようになったことが挙げられます。
現在では都心部にも普及しており、今では岐阜県の名物料理として有名になっています。

*鶏ちゃん焼きの由来とは?

下呂地域においては、豚肉の内臓料理である「とんちゃん」から派生して、「けいちゃん」という名前が広がりました。
郡上地方でもその名が広く使われていますが、現在も昭和30年代の名残である「ホルモン」といった呼び名が知られています。

□鶏ちゃん焼きのレシピ紹介

鶏ちゃん焼きの作り方を紹介します。

材料は、鶏胸肉、酒、にんにく、人参、植物油、ミックスみそ、しょうゆ、キャベツ、ピーマンです。

作り方の手順は、次の4行程です。

まず、にんにくをすりおろします。
続いて、鶏肉をミックスみそ、おろしにんにく、しょうゆ、酒でもみこんでいきます。
さらに、キャベツはざく切り、ピーマンは細切り、人参はうすい短冊切りにします。
最後に、フライパンに油を熱し、そこにもみこんだ鶏肉、キャベツ、人参、ピーマンの順に入れて炒めて完成です。

□まとめ

岐阜県の郷土料理である鶏ちゃん焼きの由来、レシピについて解説しました。
岐阜県を訪れる際は、ぜひ食べてみてください。
当社は、野菜を通じて日本の活性化を目指しています。
野菜に関して疑問や興味があれば、いつでもお気軽にご相談ください。

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